2012年5月15日火曜日

University Of Cambridge ESOL Examinations Japan


TKT: Content and Language Integrated Learning は、Cambridge ESOL Teaching Knowledge Test (TKT) のオプションモジュールのひとつです。

TKT: Content and Language Integrated Learningは、受験者の内容言語統合学習(CLIL)の知識と、英語を指導言語として他教科を教えるカリキュラムを立案し,教え,評価する実践的知識を評価する試験です。

CLILとは何か?

内容言語統合学習(CLIL)は、言語教育と教科教育を統合して母語以外の言語を使って教科目を学ぶ、発展的なアプローチです。CLILのアプローチでは、多様な学習環境の中で得られる優れた実践として、第二言語、第三言語、ときには第四言語で教科内容を学びます。

CLILアプローチには、学習者の技能と理解を発達させる、認知プロセスとコミュニケーションスキルを高める、異文化理解を促進するといった数多くの利点があります。


英語の綴りを学習する方法

言語学習、特に英語の学習に対する必要性が世界的に高まっている昨今、CLILの潜在的価値は非常に大きいと言えます。英語以外の他教科の教師にとって、すでに身についている教科教育のスキルに言語教育を付加することができれば、それは自分自身の職業的発展につながります。そして言語教育を専門とする教師にとっては、いろいろな教科科目の指導方法を理解することは21世紀的挑戦と言えるでしょう。

TKT: Content and Language Integrated Learning の試験内容は?

TKT: Content and Language Integrated Learningでは、目標言語を用いて教科の内容を教える知識、そして教科間で相互に影響を及ぼし合いながら発達する学習、思考、言語スキルに関する知識が問われます。CLILアプローチで行う授業案の作成方法、学習活動や教材に関する知識、さらに、授業中の教師の話し方、評価法も試験の範囲に含まれます。

TKT: Content and Language Integrated Learningの試験に特定の教科に特化した知識が出題されることはありません。すべての教科に共通する指導技術の理解が問われます。


トピックの段落を記述する方法

試験の形式

TKT: Content and Language Integrated Learningは TKT のオプションモジュールで、TKTと出題形式は同じです。試験時間は1時間20分、問題数は80題で、テストには2つのパートがあります。

試験で問われる知識

1 CLILの知識と原理(25問)

  • CLILの目的と理論的根拠
  • カリキュラム全般に及ぶ言語
  • カリキュラム全般に及ぶコミュニケーション能力
  • カリキュラム全般に及ぶ認知能力
  • カリキュラム全般に及ぶ学習能力

2 計画、指導、評価

授業の準備(25問)

  • 授業計画(ひとつの授業案と一連の授業の系統的・配列的計画)
  • 教科内容が要求する言語的要素とタスク
  • マルチメディア、ビジュアルオーガナイザーなどのリソース
  • 教材の選択と適用
  • 活動の種類

授業での教師の話し方(20問)


コミュニケーションスキルの下での特性
  • クラスルーム・ランゲージ
  • 足場作り(scaffolding)と言語学習
  • 学習ストラテジーの指導法
  • 学習の強化と差別化

評価の知識(10問)

  • 内容と言語;認知、学習、コミュニケーションのスキル
  • 評価の種類
  • 学習をサポートする方法

TKT: Content and Language Integrated Learningの対象者は?

TKT: Content and Language Integrated Learningは、これから教師を目指す人、現職の教師、さらに初等教育、中等教育、高等教育のどの段階であれ教育に携わる世界中の受験者に適しています。特に次のような方にふさわしい試験です。


  • 英語以外の科目の教師で、英語で授業を行わなくてはならない人、または英語教師ではないが資格の一つに言語教育のスキルを加えたい人
  • 第二言語、第三言語など他言語で科目を教えなければならない英語教師
  • CLILの実践校でアシスタントをしている人
  • 付加的言語としての英語(EAL)の教師で、非母語話者を学校で教えている人

英語能力の証明書は特に必要ありませんが、TKT: Content and Language Integrated Learningの受験者は、ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages (CEFR))のB1レベルに相当する中級の英語能力(たとえば,PET、IELTS4に相当する能力)に達していることが望まれます。また、TKTやCLILの用語集に収録されている言語教育分野の専門用語の知識が必要です。

合格する受験者は、英語で英語以外の科目を教えた経験をある程度持っている場合が多いようです。

申し込み方法

TKT: Content and Language Integrated Learning は、世界各国に展開しているケンブリッジESOLセンターを通じて利用できます。最寄りのセンターに関する情報はこちらFind your nearest centreからご覧ください。



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