住基ネットを再接続 9年間にわたり離脱の東京・国立市 - MSN産経ニュース
東京都国立市は1日、約9年間にわたり離脱していた住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に再接続、利用者へのサービスを始めた。住基ネット不参加の自治体は、福島県矢祭町のみとなる。
市は平成14年12月、「個人情報保護に不安がある」として住基ネットを離脱。その後も接続反対派の市長の下、切断状態が続いてきたが、昨年4月の市長選で「市民生活に欠かせない」と再接続を掲げた佐藤一夫市長が当選、方針転換した。同市の住基ネットをめぐっては、21年に都が接続するよう是正を要求。昨年2月には、不参加の是非が争われた住民訴訟の判決で、東京地裁が「接続しないのは違法」と指摘。佐藤市長の当選後、市が控訴を取り下げた。
反対派の市民団体は今年1月、接続の賛否を問う 住民投票条例案を市長に直接請求したが、臨時市議会で否決された。
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